【2026年版】コンタクトレンズの眼科相場ガイド|診察料+レンズ代でいくら?安く抑えるコツも紹介2026.02.04 ブログ

コンタクトレンズを購入しようと考えたとき、「眼科ではいくらかかるの?」「眼科とネットで購入するのはどちらの方が高いの?」といった疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、眼科でコンタクトレンズを購入する際の費用相場、初期費用のシミュレーション、眼科で購入するメリットなどを解説します。これからコンタクトレンズを購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
はじめに
コンタクトレンズは、視力を矯正できる便利なアイテムです。しかし、角膜の上に直接レンズをのせるため、自分の目に合ったものでなければトラブルを引き起こすリスクがあります。そのため、初めてコンタクトレンズを使用するときは、眼科で目の状態を正しく把握することが不可欠です。
眼科では、眼について専門的な知識と検査技術を持っている視能訓練士が、度数を調べるだけでなく、角膜のカーブや目の健康状態を調べる検査を行います。安全にコンタクトレンズを装用できると確認し、一人ひとりに合ったコンタクトレンズを処方することで、トラブルのリスクを抑えることができます。
また、眼科での支払いはレンズ代のみではありません。実際には、診察や検査にかかる費用と、コンタクトレンズ代という二つの要素で構成されています。まずはこの点を押さえておくことが、相場を理解するためには大切です。
眼科で購入する場合のレンズ価格相場

眼科で取り扱われているコンタクトレンズの価格は、種類によって大きく異なります。ここでは、一般的による取り扱われているコンタクトレンズの価格相場を紹介します。
ワンデータイプ:1箱あたりおおよそ3,000~4,500円程度が目安です。両目で1ヶ月使用する場合、6,000~9,000円前後になるケースが多くみられます。
使い捨てで毎日新しいレンズに交換するぶん価格は高めです。しかし、洗浄や保存といったケア不要で清潔なレンズを使えるため、初心者に選ばれやすい傾向があります。
2ウィークタイプ:1箱2,500円~3,500円程度が一般的です。両目で約3ヶ月分まとめて購入すると、5,000円~7,000円ほどが目安となります。毎日のケアが必要になりますが、ワンデータイプに比べるとコストを抑えやすい点が特徴です。
ハードコンタクトレンズ:ハードコンタクトレンズは1枚あたり10,000円~20,000円程度が相場とされています。初期費用は高めですが耐久性があるため、1ヶ月あたりの費用は抑えられます。また、破損や紛失に備えた保証が付いていることも多いです。
なお、眼科併設店では、シリコーンハイドロゲル素材など高性能レンズを推奨するため、ネットの最安値と比べると高い傾向があります。ただし、目の安全性や装用感を重視した提案である点は、理解しておかなければなりません。
【予算別】コンタクトデビューにかかる初期費用シミュレーション

実際にコンタクトレンズを初めて購入する際、「最初にどれくらいの費用がかかると考えておけばよいのか」は、多くの方が気になるポイントです。眼科で初めてコンタクトレンズを作る際は、レンズ代だけでなく診察料が発生します。ここでは代表的な種類ごとに、初期費用の目安を紹介します。
1DAY派:レンズ1ヶ月分の費用5,800円=約7,000円
1DAYコンタクトレンズは、使い捨てレンズのためケア用品の購入は不要です。また、初回は1ヶ月分のコンタクトレンズを購入するため、1日あたりの費用が比較的高い1DAYタイプでも費用を抑えられます。
2WEEK派:レンズ3ヶ月分の費用4,500円~6,000+ケア用品費用約1,000円
初期費用は、ケア用品代を含めても1DAYと同程度です。しかし、レンズ費用は3ヶ月分のため、1ヶ月あたりにすると費用は安くなります。
ハード派:レンズ(両目)費用32,000円+ケア用品費用約1,000円
他の2タイプよりも初期費用が高いですが、ハードコンタクトレンズは数年間使い続けられます。そのため、1ヶ月あたりの費用としては、他の2タイプに比べると安くなるのが一般的です。
「眼科で処方箋だけもらう」ことはできる?
コンタクトレンズをネットで購入しようと考えた際に、「眼科で処方箋だけを出してもらうことはできるのか」と考える方も少なくありません。
処方箋(装用指示書)発行の可否は眼科によって異なる
コンタクトレンズの処方箋(装用指示書)は、すべての眼科医院で必ず発行されるものではありません。眼科医院によっては、院内や併設店舗での購入を前提とした運用をしており、処方箋のみの発行に対応していない場合もあります。
なぜなら、処方箋のみを発行してしまうと、ネットで購入し定期検診を怠り、目のトラブルにつながるケースがあるためです。また、初めてコンタクトレンズを装用する方については、装用後の見え方や装用感を確認したうえで、処方箋を発行してくれる眼科医院もあります。
眼科医院によって処方箋発行の対応に違いがあることを知らずに受診すると、想定していた流れと異なる結果になってしまうことがあるため、事前に問合せし確認しておくことが重要です。
有効期限は眼科医院ごとに異なりますが、一般的には30日~90日とされることが多いです。
有効期限が短く設定されているのは、視力や度数、目の状態が時間とともに変化する可能性があるためです。有効期限を過ぎた処方箋では、コンタクトレンズが購入できない場合があるため、再度検査や診察を受けて新しい処方箋を出してもらうことをおすすめします。
またコンタクトレンズの処方箋には、購入できる箱数(有効箱数)も記載されています。許可された箱数以上を購入する場合は、眼科医院で再受診し新しい処方箋を出してもらう必要があります。
処方箋を受け取った際は、有効期限と有効箱数を必ず確認し、有効期限が切れる前に認められている箱数の範囲内で購入することが重要です。
眼科で買うVSネットで買う|メリット・デメリット比較表

コンタクトレンズの購入方法には、眼科での購入とネットでの購入という選択肢があります。それぞれの特徴を知ってから購入方法を決めることが大切です。
眼科のメリット
・プロによるフィッティング:眼科でコンタクトレンズを購入する際、眼科医や視能訓練士など専門的な知識を持っているプロによるフィッティングを受けられることです。角膜の状態やレンズの動き、装用感まで確認したうえで、一人ひとりに合ったコンタクトレンズが選定されます。
自己判断で選びがちなネット購入と比べ、装用中の違和感やトラブルを未然に防ぎやすいという特徴があります。
・定期検診でトラブル防止:眼科でコンタクトレンズを購入する場合、定期検診を前提とした受診習慣が自然と身につきやすくなります。目の状態は時間とともに変化するため、自覚症状がないまま角膜に負担がかかってしまっているケースも多くみられます。そのためトラブルを防止には、定期的にチェックを受けることが必要です。
視力の変化やレンズの適合状態を継続的に確認できる点は、長期的に安全にコンタクトレンズを使い続けるうえで大きなメリットといえます。
・即日持ち帰り:眼科医院併設のコンタクトレンズ販売店では、処方後すぐにレンズを受け取れるケースがあります。特に一般的な度数やよく使われるレンズであれば、その日のうちに使用を開始できるため、急ぎでコンタクトレンズが必要な場合にも対応しやすい点がメリットです。配送を待つ必要がないことは、初めてコンタクトレンズを使用する方にとっても安心材料のひとつとなります。
ネットのデメリット
・偽物や粗悪品のリスク:ネット購入では、正規ルートではない製品や模造品が混ざっている可能性があります。特に海外からの直送品や激安販売の製品は、材質や品質が保証されていない場合もあります。
目に直接触れる商品であるため、粗悪品を使用すると角膜炎や感染症など深刻なトラブルにつながるリスクが高くなります。また、異物混入や包装の不備など、外見では判断できない問題が潜んでいる場合もあるため、注意が必要です。
・度数が合わない際の自己責任:ネット通販では、事前の検査や適合確認を行わないままレンズを使用することが多くなります。その結果、度数が微妙に合わなかった場合でも、自分で判断して装用することになり、視力低下や眼精疲労の原因となります。度数の誤差やカーブの違いなどによるトラブルは、自己責任で対応せざるを得ません。
特に初めてコンタクトレンズを使用する人は、適切な装用方法やケア方法の説明を受けずに使用すると、目の乾燥や角膜への負担が増す可能性があるため、専門家からしっかり説明を受けてから使用することが重要です。
・眼病の放置:定期的な眼科受診をせずにネット購入を続けると、目の健康状態の変化に気づきにくくなります。角膜の傷や感染症、ドライアイなどコンタクトレンズの装用と関係がある病気の中には、初期段階では自覚症状がほとんどないものも多く存在します。
検査を受けずにコンタクトレンズを使い続けることで、症状が悪化してから初めて受診することになり、失明リスクや長期治療につながるケースも考えられます。
最後にコンタクトレンズを眼科で購入する場合とネットで購入する場合の比較表をまとめておきます。
| 項目 | 眼科で購入 | ネット購入 |
| フィッティング | 専門家による角膜カーブ・装用感の確認が可能。 | 適合確認なし。度数やカーブが合わない場合も自己判断で使用。 |
| 定期検診 | 定期的な検査で眼病の早期発見が可能。安心して長期間使用できる。 | 検診なしで試用継続のため、角膜に傷や感染症に気づかず症状が悪化する恐れあり。 |
| 持ち帰り | 眼科併設店では処方後すぐに受け取れる場合あり。 | 注文後配送のため、届くまで時間がかかる。 |
| 安全性 | 正規品・衛生管理されたレンズが使用できる。 | 偽物や粗悪品のリスクあり。特に海外製や激安品は注意が必要。 |
| 初心者への対応 | 装用方法やケア方法を指導してもらえる。 | 正しい装用・ケア方法の説明が受けられないため、トラブルの可能性が高まる。 |
まとめ
コンタクトレンズを初めて使用する場合は、必ず眼科を受診し、自分の目のカーブ(BC)や健康状態を正しく知ることが大切です。
そのうえで、2回目以降は眼科での定期検診を上手に使い分けていくことが、2026年のスタンダードでコンタクトレンズとの賢い付き合い方といえるでしょう。
監修者
武長眼科 院長
2001年5月15日に、小田急相模原、東海大附属相模中学・高校の正門前に開業し、
眼科の一般診療(含コンタクト)を行っております。
地元の皆様の「眼の健康」をお守りするお手伝いを、と思っています。
私たちは地域の方々の健康を最優先に考え、地域医療に貢献するため日々診療を行っております。
【資格】日本眼科学会専門医
【所属学会】日本眼科学会







