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【失敗しない】乱視用コンタクトの選び方を徹底解説!処方箋の読み方から人気製品まで2026.01.14 ブログ

【失敗しない】乱視用コンタクトの選び方を徹底解説!処方箋の読み方から人気製品まで

乱視があると言われたものの、どのコンタクトレンズを選べばよいのかわからず困っているという方が少なくありません。乱視用コンタクトは、通常のコンタクトレンズとは異なる点に注意して選ばなければなりません。ここでは乱視用コンタクトを選ぶときに知っておきたい基本的なことから、処方箋の見方、選び方のポイントまで解説します。

乱視用コンタクト選びで後悔しないために

乱視とは。目に入った光が網膜上の一点に集まらず焦点が複数できてしまうことで、ぼやけたり二重にみえたりする状態を指します。近視や遠視のように度数を調整すればよく見えるようになるというわけではなく、光のズレ方に方向性があるのが特徴です。

乱視用コンタクトレンズは、このズレを補正するために、レンズの向きや構造が工夫されています。適切なコンタクトレンズを使うことで、視界のぶれが軽減され、文字や物の輪郭がはっきりしやすくなります。一方、合っていないコンタクトレンズを使用すると、視界が不安定になったり、目の疲れを感じやすくなったりするため注意が必要です。

この記事を読むと分かることは以下の通りです。

  • 乱視用コンタクトレンズの基本的な仕組みや通常のコンタクトレンズとの違い
  • ライフスタイルや装用感を踏まえた乱視用コンタクトの選び方
  • 眼科医院がおすすめする乱視用コンタクトレンズ

失敗しない!乱視用コンタクトの選び方【3つの重要ポイント】

ここでは、眼科の診療現場でも重視される、乱視用コンタクトレンズの選び方を3点紹介します。

正確な「処方箋データ」に基づき選ぶ

乱視用コンタクトレンズを選ぶ際に重要なことは、眼科で処方処方箋の内容に基づくことです。自己判断で度数を変えたり、過去に使ったレンズの数値だけで購入したりすると、見え方が不安定になったり、目の疲れや違和感の原因になることがあります。

特に乱視用コンタクトの場合は、度数(PWR/SPH)だけでなく、乱視度数(CYL)や乱視軸(AXIS)が合っていないと、視界がにじんだり、ぼやけたりする原因となります。そのため、必ず眼科で検査を受け、処方箋の内容に沿ってコンタクトレンズを選ぶことが、快適な視界を得るためには重要です。

ライフスタイルに合った「タイプ」を選ぶ

乱視用コンタクトレンズには、1dayや2week、1monthといった使用期間ごとのタイプがあります。それぞれ特徴が異なるため、自分のライフスタイルに合ったタイプを選ぶことが大切です。

ワンデータイプは、使い捨てタイプで毎日新しいレンズに交換するため、手入れの手間がなく清潔さを保ちやすいのがメリットです。一方、コストは高めになる傾向があります。

2ウィークや1マンスタイプは、コストを抑えられますが、毎日のケアが必要です。レンズの洗浄や保管を怠ると、目の健康に影響する可能性があります。

また、ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズのどちらを選ぶかも重要です。中等度の乱視であればソフトレンズでも十分ですが、強度乱視や特殊な角膜形状のケースで常用のコンタクトレンズを選ぶ場合は、ハードコンタクトが安定して見えやすい傾向があります。装用時間やコスト、手入れの手間、ライフスタイルなどを総合的に考え、自分に合ったタイプを選ぶことが大切です。

乱視矯正の「安定性・技術」で選ぶ

乱視用コンタクトレンズを快適に使うためには、レンズの安定性が非常に重要です。乱視軸がズレると、せっかく合った度数でも視界がぼやけて見えやすくなるため、日常生活での見え方に大きく影響します。そのため、多くのメーカーはレンズが回転しにくい設計や独自の技術を取り入れています。

乱視用コンタクトレンズは、主にプリズムバラストとダブルスラブオフというデザインの製品が使われています。

プリズムバラストデザインは、レンズの上側が薄く下側にいくにつれて少しずつ厚くなっていくようにデザインされています。レンズの重心を下側に置くことで、まばたきの際に上まぶたから正しい向きに戻るような力を受けます。

ダブルスラブオフデザインは、レンズの上下部分が薄く、左右部分が厚くデザインされているレンズです。まばたきする際に、上下のまぶたからの力と眼球との接触によってレンズが回転しにくくなります。

レンズの厚みを調整することで安定性を高め、乱視軸がズレにくいように設計されています。

こうしたレンズが回転しにくい技術が使われているレンズを選ぶことで、見え方が安定し、長時間の装用でも疲れにくくなります。乱視の強さや生活環境によって最適な種類が異なるため、眼科医に相談しながら自分に合った製品を選ぶことが大切です。

知っておきたい!乱視用コンタクトの「種類別」特徴

乱視用コンタクトレンズは、用途や見え方の安定性によってさまざまな種類があります。ここでは、タイプ別の特徴や注意点を紹介します。

乱視用カラコン(サークルレンズ)を選ぶ際の注意点

乱視用カラコンは、乱視矯正をしながら目の色やデザインを楽しむことができます。しかし、乱視用カラコンは、通常の乱視用コンタクトと比べると選択肢が限られています。

特にデザイン性を重視すると、乱視矯正の精度や装用感に合う製品が見つからないことがあるため、デザイン性と矯正力のバランスを意識することが大切です。購入前には、自分の乱視度数や軸に合った製品があるかを確認し、長時間装用しても目に負担が少ない製品を選びましょう。

強度乱視・円錐角膜の場合の選択肢

強度乱視や円錐角膜のような角膜形状が特殊な場合、通常の乱視用ソフトコンタクトレンズでは視力が安定しにくいことがあります。このようなケースでは、ハードコンタクトレンズや、角膜形状に合わせて設計されたソフトレンズが選択肢となります。ハードコンタクトレンズは角膜にフィットすることで乱視軸のズレを防ぎ、見え方を安定させやすい特徴があります。

強度乱視や円錐角膜のコンタクトレンズ選びは自己判断では難しいため、必ず眼科医に相談したうえで選ぶことが大切です。

【編集部おすすめ】人気の乱視用コンタクトレンズ紹介

乱視用コンタクトレンズは、使用期間や種類、メーカーによって特徴が異なるため、どれを選べばよいのか迷う方も少なくありません。ここではおすすめの乱視用コンタクトレンズを紹介します。

おすすめのワンデー乱視用

クーパーの「マイデート―リック」:プリズムバラストデザインのコンタクトレンズで、外しやすく、幅広い乱視度数に対応しているため、初めての乱視用コンタクトレンズにも適しています。目安価格は1箱30枚入りで約3,100円です。

シードの「エアグレード乱視」:プリズムバラストデザインのコンタクトレンズで、酸素透過率が高く、長時間装用しても目が疲れにくいのが特徴です。目安価格は1箱30枚入りで約3,800円です。

J&Jの「ワンデーアキュピューオアシス」:ダブルスラブオフデザインのコンタクトレンズで、乾きにくく、乱視矯正の安定性も高いため、長時間装用しても快適です。目安価格は1箱30枚入りで約3,600円です。

おすすめの2ウィーク乱視用

クーパーの「パイオフィニティ」:プリズムバラストデザインのコンタクトレンズで、外しやすく、幅広い乱視矯正に対応し安定した視界を確保できます。目安価格は1箱6枚入りで約4,900円です。

J&Jの「アキュビューオアシス」:ダブルスラブオフデザインのコンタクトレンズで、乾きにくく乱視矯正がしっかりできるため、長時間の装用でも見え方が安定しやすいという特徴があります。目役価格は1箱6枚入りで約3,600円です。

選び方のポイント別おすすめ

乾きにくさや装用の快適さを重視する場合、ダブルラブオフデザインがおすすめです。たとえば、J&Jの「ワンデーアキュビューオアシス」や2ウィークタイプの「アキュビューオアシス」は、レンズが目の上で安定しやすく、乱視矯正の効果も持続します。長時間装用しても乾きにくく、目の疲れを抑えやすいという特徴があります。

一方、低コストで幅広い乱視度数に対応できる製品を選びたい場合、プリズムバラストデザインが適しています。クーパーの「マイデート―リック」や「バイオフィニティ」、シードの「エアグレード乱視」などは、厚みがあるため装用するとやや違和感がある場合もありますが、しっかり乱視を矯正できることがメリットの製品です。

乱視用コンタクトに関するよくある疑問Q&A

Q.乱視用コンタクトは通常のコンタクトと何が違いますか?

A.乱視用コンタクトレンズは、レンズに方向性を持たせることで、視界のぶれを補正する構造になっています。近視・遠視用と異なり、レンズの向きを安定させることで、よりはっきりとした見え方を保ちます。

Q.CYLやAXISが処方箋にない数値しかない場合はどうすれば良いですか?

A.自己判断で近い数値を選ぶことは避けた方が安心です。眼科医院で取り扱い可能なレンズに合わせて再調整が必要な場合があるため、必ず眼科医に相談しましょう。

Q.乱視用コンタクトにするとゴロゴロ感があるのはなぜですか?

A.乱視用コンタクトは、レンズの向きを保つために一部に厚みを持たせています。その構造により、装用初期に違和感を覚えることがありますが、種類によって装用感が異なるので、複数の種類を試して自分に合ったものを見つけることが大切です。

Q.乱視の度数は変わることがありますか?

A.乱視の度数は、成長や生活習慣の変化などで変わることがあります。見え方に違和感を持った場合は、早めに眼科医院で検査を受けることが大切です。

正しい乱視用コンタクトの選び方で快適な視界を

乱視用コンタクトレンズは、眼科医院で検査を受けたうえで選ぶことが大切です。処方箋に基づき、自分の目やライフスタイルに合ったレンズを選ぶことで、見え方や装用感は大きく変わります。また、装用感や見え方には個人差があるため、実際に試しながら調整することも重要なポイントです。迷った場合は、自己判断せず、眼科医に相談しながら最適な乱視用コンタクトレンズを選びましょう。

院長の写真

監修者

武長眼科 院長

武長 実(たけなが みのる)

2001年5月15日に、小田急相模原、東海大附属相模中学・高校の正門前に開業し、
眼科の一般診療(含コンタクト)を行っております。
地元の皆様の「眼の健康」をお守りするお手伝いを、と思っています。
私たちは地域の方々の健康を最優先に考え、地域医療に貢献するため日々診療を行っております。

【資格】日本眼科学会専門医

【所属学会】日本眼科学会

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