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もう迷わない!自分にぴったりのコンタクトレンズの選び方ガイド【種椎・素材・費用を徹底比較】2025.12.05 ブログ

もう迷わない!自分にぴったりのコンタクトレンズの選び方ガイド【種椎・素材・費用を徹底比較】

コンタクトレンズを初めて選ぶとき、近視・遠視・遠近両用・乱視・ソフト・ハードなど種類の多さにどのレンズを選べばよいのかわからないという方が少なくありません。

おすすめの選び方は、眼科を受診し試供品を無料でお試しして、自分の目に合っているか確認することです。

この記事では、眼科受診の重要性やコンタクトレンズを無料でお試しする具体的な流れ、試供品を使うときの注意点などを紹介します。

コンタクトレンズの無料お試しを始める前に

ここではコンタクトレンズを無料で試したいと考える際に、知っておくべきことを紹介します。

安全とコストの両立が大切

「安全に費用をできるだけかけずに自分に合ったレンズを見つけたい」「どこに行けば、目の健康と費用をともに満たすレンズを見つけられるのか?」コンタクトレンズを初めて選ぶ人の中には、このような希望を持つ方も少なくありません。

安全を優先しつつコストも抑えるおすすめの選び方は、眼科で受診し試供品を無料でお試しすることです。眼科医院で目の状態を確認し医師がレンズを選んでくれるため、安心して試せるでしょう。しかも、異なる種類のレンズも比べられるため、コストを抑えながら自分の目に合ったレンズを見つけられます。

眼科受診は「トライアルレンズを無料」にするための必須条件

コンタクトレンズは、ドラッグストアや量販店でも気軽に購入でき視力矯正できるアイテムのため、安全性をあまり意識せずに使い始めてしまう方がいるかもしれません。しかし、コンタクトレンズは、使い方を間違えると健康に深刻な影響を与える危険性がある「高度管理医療機器」に分類されています。

メーカーが医療機関向けに提供している無料で試せるトライアルレンズ(試供品)は、眼科を受診し安全に装用できるか確認することを前提にしています。そのため、安全にトライアルレンズを無料で試用するには、眼科での受診が欠かせません。

眼科連携で「無料お試し」をスムーズにするための事前知識

眼科でコンタクトレンズを無料で試す際には、事前の知識や準備があるとスムーズに進められます。ここでは、試供品の仕組みや必要な費用、主要メーカーのレンズなど無料お試しを行う前に知っておきたいことについて紹介します。

「お試しレンズ(試供品)」とは?

お試しレンズ(試供品)とは、メーカーが医療機関向けに提供する無料のお試し用レンズです。患者が自分の目に合うか、安全に使えるかを確認することを目的としており、レンズ代はかかりません。

特に1dayタイプ(ワンデータイプ)のレンズは、使い捨てで衛生面の管理がしやすいため、無料お試しには最適です。眼科で装用することで、快適さやフィット感を実際に体験でき、購入後のトラブルを防ぐことができます。

無料お試し時でも必ず発生する「自己負担の費用」

トライアルレンズそのものは無料ですが、眼科での診察や検査には費用が発生します。保険が適用される場合、自己負担は3割です。

費用を抑えるには、健康保険証を必ず持参しましょう。また、初診料や検査料は眼科医院によって異なることがあるため、電話などで事前に確認しておくと安心です。

無料お試しを提供する主要なメーカーとレンズ

無料で試せるトライアルレンズを提供している主なメーカーと代表的なレンズは以下の通りです。

  • ジョンソン・エンド・ジョンソン:アキュビューシリーズ
  • アルコン:デイリーズシリーズ
  • クーパービジョン:マイデイシリーズ
  • シード;各種ワンデータイプ

どのメーカーも眼科と連携して提供しており、安全に試せます。事前に試用したいレンズを決めておくと、眼科での手続きがスムーズに行えます。

【実践】眼科でコンタクトレンズを「無料でお試し」する具体的なステップ

眼科でコンタクトレンズの無料お試しを行う際には、事前に流れを理解しておくとスムーズです。ここでは、具体的な流れを紹介します。

ステップ①:Webまたは電話で予約する際の伝え方

混雑を避けて当日スムーズに診察を受けるためには、事前にWebまたは電話で予約しておくことが大切です。

予約時には、「初めてのコンタクト購入で、無料お試し(トライアル)を希望」と明確に伝えましょう。眼科医院側が事前に準備しやすくなり、当日スムーズに進めやすくなります。

さらに、眼科医院によって混雑している時間や診察・検査にかかる時間が異なるため、予約時に確認しておくことをおすすめします。

ステップ②:眼科での診察・検査で何が行われるのか?

眼科医院では、目の健康状態の確認と一人ひとりに合ったコンタクトレンズを選ぶために以下の検査が行われています。

  • 視力検査:現在の視力を確認するための検査です
  • 眼圧検査:眼圧を測定し、緑内障や網膜剥離などのリスクを確認します。
  • 目の健康状態のチェック:角膜や結膜の状態を医師がチェックします。
  • BC(ベースカーブ)測定:目のカーブに合ったレンズを選ぶために測定します。

これらの検査結果をもとに、医師は目の状態に適したお試し用レンズを選んでくれます。レンズの種類だけでなく、装用時間や取り扱い方法、異常を感じたときの対応なども丁寧に指導してくれるため、安全に試すことが可能です。

また、検査で目の健康状態を確認してくれることも、眼科医院で受診し無料で試供品を試す大きなメリットといえます。

ステップ③:試供品を受け取り、自宅で試す

診察後、トライアルレンズを受け取ります。受け取れる枚数は眼科医院により多少異なりますが、数日分が一般的です。

トライアルレンズを自宅で装用して快適さや見えやすさなどを確認できます。もし、目に合わない場合は、すぐに使用をやめてください。自己判断で使い続けると、目の健康に影響する場合があります。出来るだけ早く眼科医院に連絡し、再診やレンズの調整を受けましょう。

安全かつ失敗しない!無料お試し期間中の注意点とチェックリスト

無料お試し期間は、レンズの種類やメーカーごとの装用感の違いを確かめるための時間です。ここでは試用期間中に気を付けたいポイントや、レンズが自分に合っているかを見極めるポイントを紹介します。

試用期間中に絶対に行ってはいけないこと

試用期間中は以下のことは絶対にしないでください。

  • 試供品を指示された期間以上に使い続けること
  • 異物感や痛みがあるのに我慢して使い続けること
  • 人に試供品を貸したり借りたりすること

上記のことを守らずに試供品を使い続けると、目の健康に影響を及ぼす可能性が高くなります。特に異物感や痛みを我慢して装用し続けると角膜に傷がついたり、炎症や感染症の原因になったりすることもあります。また、他人とレンズを共有すると、目の病気をうつしたり、うつされたりするリスクがあります。

安全にコンタクトレンズを試すためには、必ず医師の説明や指示に従い、決められた期間・方法の範囲内で装用することが大切です。

最適なレンズか見極めるためのチェックポイント

自分に合ったレンズか見極めるためのチェックポイントは以下の通りです。

  • 1時間後、半日後、夕方など、時間の経過による装用感の変化
  • 明るい場所、暗い場所での見え方の安定性
  • 目薬をさす頻度(乾燥のしやすさのチェック)

レンズのフィット感は、装用後の時間で変わることがあります。そのため、装用直後だけでなく時間の経過による装用感を確認する必要があります。

また、屋外の明るい光と室内の落ち着いた照明では、見え方の印象が違うことも珍しくありません。さらに、使用中に何度も目薬が必要になるようなら、レンズの素材や含水率が目に合っていない可能性があります。

このような細かい確認が、自分に合ったレンズを見つけるためには必要です。

合わなかった場合の対処法

試供品を試してみて違和感があった場合は、すぐに使用をやめて早めに再度眼科医院で受診することが大切です。コンタクトレンズは種類や素材、カーブの微妙な違いによって装用感が大きく異なるため、自己判断で使い続けると目のトラブルを引き起こしてしまう恐れがあります。

診察を受けることで、現在のレンズが合わない原因を医師が確認し、次に試すべきメーカーやタイプを提案してくれます。トライアルレンズは複数のメーカーから提供されているため、自分に合ったものを見つけるまで何度も違うレンズを試すことも珍しくありません。

小さな違和感でも放置せず、早めに相談することが、快適なレンズを見つけるためには必要です。

眼科の安心を手に入れ、コストを抑えた最適なコンタクト選びを

最後に安全でコストを抑えつつ、自分に合ったコンタクトレンズを選ぶ方法をまとめておきます。

「眼科での検査+メーカーの試供品」が最も安全で賢い方法

自分に合ったコンタクトレンズを見つけるには、度数だけでなく角膜のカーブや涙の量といった細かい要素が関係してくるため、一定期間使い続けてから判断することが大切です。また自分の目に合っていないコンタクトレンズを使用すると、目の健康に影響する可能性があります。

そのため、眼科で検査を受けてからメーカーのトライアルレンズを無料で試すことが、安全性とコストをともに満たす賢い方法といえます。

定期的な目の検査と健康維持の重要性を再確認

目の状態は季節や体調、時間経過とともに変わります。そのため、一度眼科医院で診察を受けたからといって、何年も同じレンズを使い続けてよいわけではありません。

定期的に眼科を受診し、現在の目の状態を確認することで、自分に合っているコンタクトレンズを確認してもらえるだけでなく、トラブルの早期発見にもつながります。

目の健康を守るために、定期的に目の検査を受ける習慣をつけることをおすすめします。

院長の写真

監修者

武長眼科 院長

武長 実(たけなが みのる)

2001年5月15日に、小田急相模原、東海大附属相模中学・高校の正門前に開業し、
眼科の一般診療(含コンタクト)を行っております。
地元の皆様の「眼の健康」をお守りするお手伝いを、と思っています。
私たちは地域の方々の健康を最優先に考え、地域医療に貢献するため日々診療を行っております。

【資格】日本眼科学会専門医

【所属学会】日本眼科学会

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