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初めてのコンタクトは中高校生からでも大丈夫?眼科受診の大切さや安全に使うために知っておくべき注意点をご紹介2025.01.21 新着情報・ブログ

初めてのコンタクトは中高校生からでも大丈夫?眼科受診の大切さや安全に使うために知っておくべき注意点をご紹介

「視力が悪くなってきたけれどメガネはちょっと…」と見た目を気にする中高校生のお子様から、コンタクトレンズを使いたいと言われる保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

親御さんにとっては「コンタクトレンズを使うにはまだ早いんじゃないか」「目の中に入れるものだからリスクが怖い」という不安もあるでしょう。

実は、中高校生くらいの学生の頃からコンタクトレンズを使い始めるケースも増えています。

アクティブで楽しい学校生活にもつながるコンタクトレンズですが、定期的な眼科受診や保護者の見守りによる「正しい使い方」も大切です。

今回は、中高校生からコンタクトデビューを考えている方やその保護者の方に向けて、目の健康を守りながら正しくコンタクトレンズを使うポイントを詳しく解説していきます。

 

中学入学・高校入学をきっかけに

中学や高校への入学をきっかけにコンタクトデビューする子供も多いです。「新しい友達を作りたい」とおしゃれや見た目に気を使いたいという気持ちもあるようです。

コンタクトレンズは「素顔でいられる」というメリットもあります。メガネだとどうしても地味な印象になりがちですが、コンタクトレンズならさまざまなファッションも楽しめるでしょう。

また、新しい環境だからこそ“イメージチェンジ”を試みるために、「メガネ⇒コンタクトレンズ」というケースも多いようです。

 

運動を楽しみたい

一般的なメガネでは、スポーツで体を動かすとズレて邪魔となって集中できませんよね。動きの少ないスポーツならいいかもしれませんが、「走る」「ジャンプする」など激しい動きをともなうとメガネは破損してケガをするリスクも大きいものです。

コンタクトレンズの場合、直接的に目に入れるためズレる心配もなく、アクティブな動きが可能です。

中学や高校に入り、本格的に運動部で活動したいという夢を持つ子供にとって、コンタクトレンズはメリットが大きいでしょう。

 

中学生・高校生がコンタクトレンズを始める前の準備

それでは、中学生や高校生がコンタクトレンズのデビューするときの準備について見ていきましょう。

コンタクトレンズの間違った使い方は、成長過程の大切なお子様の目にトラブルを起こす可能性もあるからです。

・綺麗な手でコンタクトレンズのつけ外しをする
・正しい方法で管理をする
・目に違和感があったら保護者に相談して眼科を受診する
など親子間でコンタクトレンズの使い方の確認し合うことで、目のトラブルを防ぐことができます。

近年、インターネットでコンタクトレンズを購入できる時代です。高校生くらいの年齢なら「自分で購入・自己流の装用」をするケースもあるかもしれません。ただ、目の中の度数が合わないものを使って視力が余計に悪化するリスクもあると同時に、使い方が間違って目の健康を損なう可能性は大きいです。専門家を介さずに気軽に買ったコンタクトレンズによって目を傷つけることにもつながります。

コンタクトレンズについて相談された保護者の方は、一緒に使用方法や管理方法について話し合ってサポートできるような体勢も必要です。

 

眼科受診で適切な検査を受けてコンタクトデビューをする

高度管理医療機器であるコンタクトレンズは、眼科受診で適切な検査をしてから作ることが基本です。

最近はインターネットで簡単にコンタクトレンズを買える時代ですが、おしゃれ感覚でコンタクトレンズを気軽に買うのは大きなリスクにつながります。

「度数が合わないもので視力が悪化」「管理不足で目のトラブル」など、眼科医の処方なしで購入した結果、目に障害を起こして後悔する方も多いです。

眼科による適切な検査をして目に合ったコンタクトレンズを正しい管理によって使うことが楽しい学校生活にも結びつきます。

 

中学生・高校生におすすめのコンタクトレンズの種類と特徴

コンタクトレンズには、「ソフトコンタクトレンズ」「ハードコンタクトレンズ」「カラーコンタクトレンズ」などの種類があります。

なかでも、水を含み柔らかな素材から作られたソフトコンタクトレンズは、コンタクトデビューの人にはおすすめです。初めて装用したときは不安かもしれませんが、黒目を覆うように密着するレンズですから中高校生の方のアクティブな学生生活でも使い勝手はいいでしょう。

また、ソフトコンタクトレンズには使える期間によって「1dayタイプ」「2weekタイプ」「1か月タイプ」などがあります。

1日の使い捨てタイプならお手入れが不要で、初めての方でも使いやすくおすすめです。

 

高校生がコンタクトレンズを安全に使用するための注意点

次は、中学生や高校生が安全にコンタクトレンズを使うための注意点をいくつかご紹介していきます。

 

正しいお手入れと使い方を心がける

目の健康を損なわず、安全にコンタクトレンズを使うためには「正しいお手入れと取扱い」がポイントです。

コンタクトレンズ使用中にトラブルが起こる要因のひとつに「レンズ汚れの放置」があります。

1日だけ使える“1dayタイプ”の使い捨てコンタクトの場合、基本的にお手入れが不要です。しかし、それ以外のコンタクトレンズは、レンズにあったお手入れをしなければ、目の健康を損なうことにもなります。

また、基本的には「清潔な手」での取り扱いができるように心がけましょう。

 

長い時間の装用で目に負担をかけない

中高校生くらいになると、勉強に部活に趣味に…と起きている時間も長く、それに伴ってコンタクトレンズを装用している時間も長めかもしれません。ただ、ずっと目のなかにレンズを入れていると、目が乾燥して負担になることもあります。

それに、コンタクトレンズをつけたまま、勉強中にうたた寝…というリスクもあります。帰宅後はコンタクトレンズを外すなどして、目への負担をおさえましょう。

 

コンタクトレンズを外すべきシーンを知っておく

コンタクトレンズはアクティブな動きでもズレず、メガネと比べるとさまざまな場面で使える魅力的なものです。ただ、“水濡れの可能性”があるシーンで装用を続けると、目のトラブルを起こす可能性が高まります。

お風呂のなか、プールの授業、友達との海水浴…など、目の中に水が入るようなシーンの際は外しておくようにしましょう。

 

友達との貸し借りは絶対にNG

コンタクトレンズは、眼科受診により「その人にあったもの」が処方されるため、他人と貸し借りするのは絶対にいけません。しかも、粘膜である“目”に直接触れたコンタクトレンズを他の人に再び付着させることは、感染症のリスクにつながります。

中高校生の頃は、友達同士でさまざまな物を貸し借りすることもあるでしょうが、「コンタクトレンズは友達に貸さない・借りない」を理解しておくことが大事です。

 

定期的に眼科を受診する

中高校生は、勉強や部活、塾と毎日の生活が忙しくなり、目にちょっとした違和感があっても「様子を見ようか」と放置することもあるでしょう。

でも、その違和感がいつしか、大きな目のトラブルを引き起こす可能性もあります。

目のなかの細かい状態は自分では気づくことは難しいものです。眼科で定期的に状態を確認してもらい、健康的な目で過ごせるようにしましょう。

 

まとめ~中高校生のコンタクトレンズは保護者のサポートが大切

中学生や高校生になると、正しいコンタクトの使い方も理解できるようになるため、コンタクトデビューをする人も多いです。ただ、中高校生のお子様がコンタクトレンズを初めて使う際は、保護者のサポートが大切になってきます。

普段から、子供の目の状態を気にかけるようにしましょう。

特に、コンタクトレンズが初めての子供達は、ちょっとした異変でも「特に何ともない」と言いながら、実際には充血をしていることがあるかもしれません。目のトラブルは自覚症状があまり起こらず、「痛い」という段階で病状が進んでいることもあるので日頃から見守ることが大事です。

近年はネット通販で気軽に購入できるコンタクトレンズが多いですが「子供の目を守るため」には、眼科受診により眼科医からのサポートも重要です。

初めてコンタクトレンズを作る際はもちろん、健康的な目を守りながらコンタクトライフを充実させるには定期的に眼科を受診しましょう。
座間市の武長眼科に是非、お気軽にお問い合わせください。



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