新着情報

コンタクトレンズ選びの第一歩は眼科受診|神奈川・座間市のコンタクトの種類や値段を詳しく解説2025.09.12 ブログ

コンタクトレンズ選びの第一歩は眼科受診|神奈川・座間市のコンタクトの種類や値段を詳しく解説

コンタクトレンズを作りたいと思いつつも、「どうやってコンタクトレンズを選べばいいか」「どのくらいのお金がかかるのか」など、購入時の流れや値段が気になる方もいるのではないでしょうか。

それに、初めて選ぶコンタクトレンズには不安がつきもので、基本的な注意点も知っておきたいですよね。

今回の記事では、初めてコンタクトレンズを選びたい人が知っておくべきポイントを詳しくお話していきます。

コンタクトレンズ選びの第一歩~眼科受診を正しく行う

コンタクトレンズ選びの第一歩~眼科受診を正しく行う

眼科でコンタクトレンズを購入する時の流れは以下の通りです。

  1. 予約:医院によって混雑することがあるため、事前に電話などで予約を取ることをおすすめします。予約の際に、希望のコンタクトの種類を伝え、料金の目安を聞いておくと心配せずに来院できます。
  2. 来院:初めて受診する場合は、保険証や以前の処方情報を持参しましょう。
  3. 問診表の記入:目の症状や既往歴、使用経験のあるコンタクトレンズの種類などを問診表に記入します。
  4. 検査:視力測定や角膜の形状チェック、眼圧測定、屈折検査などを行い、目の状態を確認します。目の専門的な知識や優れた検査技能を持っている視能訓練士もしくは医師が行います。
  5. 診察:医師が問診票と検査結果をもとに、目の健康状態やコンタクトの適正を確認します。
  6. 装用練習:初めてコンタクトを使用する場合や新しい種類の場合、医師やスタッフが装用方法や取り扱い方法を指導します。
  7. 処方箋発行(コンタクトレンズ指示書):目の状態に合わせてコンタクトの度数や種類が決定され、処方箋が発行されます。眼科医院でなくても、処方箋をコンタクトレンズを販売している店舗に持参すれば、購入できます。

※処方箋には、眼科での検査に基づき、度数や乱視の度数、レンズの種類・材質、ベースカーブ、レンズ直径、乱視用数値、遠近両用数値などのデータが記載されています。

まずは眼科受診を

コンタクトレンズ購入時に処方箋の提出義務がないため、最近は、インターネットでもコンタクトレンズが購入できます。そのため、処方箋を貰いに「わざわざ眼科に行く必要があるのだろうか」と思う方もいるかもしれません。

でも、コンタクトレンズは“高度管理医療機器”のひとつ。目に合わないコンタクトレンズを誤って使うと、視力が悪くなったり、目の疾病につながったりなど、さまざまなリスクが高まるため注意が必要です。

コンタクトレンズは目に入れて使うものです。“正しく・安全に使う”には「目の状態を診察してもらうこと」が重要となってきます。

また、視力を矯正する目的でコンタクトレンズを選ぶ場合、目の状態に合ったものを選ばなければなりません。

そして、選ぶべきコンタクトレンズの種類も違うのです。毎日の生活を快適にできるように、購入前に眼科で目の状態を調べてもらうことはかなり重要です。 初めてコンタクトレンズを使用する人はもちろん、これから継続してコンタクトレンズを使うときも、定期的な受診をおすすめしています。

コンタクト購入のために眼科を受診すると、問診のほか、専門的な検査機器による目の検査、視力検査などが行われるのが一般的です。

当院では、問診と検査により度数を確認し、コンタクトレンズをお選びいただいた後、医師により最終調整をさせていただきます。

初めてのコンタクトレンズは目に入れるのが不安という方もいるかと思います。装用練習も行い、つけ外しが1人でできるようにサポートさせていただいています。

購入前に気になる点は医師にご相談ください。

眼科の受診料はいくら?

コンタクトレンズ購入前に眼科を受診する際、診療費用が気になる方も多いかもしれません。

受診する眼科や検査の内容、健康保険の負担割合などで費用は変わってきます。一般的には1500~3000円くらいが目安です。

コンタクトレンズの種類と特徴、費用相場を把握しよう

コンタクトレンズの種類と特徴、費用相場を把握しよう

コンタクトレンズにはいくつかの種類があり、特徴は大きく変わっています。

レンズの素材による違い

素材による違いによる違いを説明します。

ソフトコンタクトレンズ

ソフトレンズは、水分を含んだ素材で“柔らかい”のが特徴です。異物が入っている感覚になりづらいため、初めての方でも着けやすいでしょう。

黒目よりも大きめのサイズで角膜をしっかりと覆えるのでズレにくく、スポーツをする方も安心して使えます。

使いやすさのメリットがある一方で、目のトラブルには気づきづらいという注意点もあります。

ハードコンタクトレンズ

ハードコンタクトレンズは、直径が小さく硬めのお罪で作られているレンズです。酸素透過性が高く角膜への負担が比較的少ないため、長期間の装用に適しています。装用時にまばたきでレンズの縁がまぶたに触れるため、慣れるまで異物感を覚える方が多いです。

耐久性が高く経済的ですが。毎日のケアが必要になります。ケアを怠ると視力の不安定さやレンズの寿命が短縮するだけでなく、角膜炎や結膜炎など目の健康に重大な影響を及ぼす可能性があります。

ソフトコンタクトレンズの交換時期による違い

次は交換時期による違いについて説明します。

「1Dayタイプ」「1日タイプ」

使い捨てタイプのうち、“毎日レンズを交換する”のが1Dayタイプ、1日タイプと言われるコンタクトレンズです。1日のうちでも、いったん目から取り外せば、再び使うことはできません。

その都度新しいレンズを使えるため衛生的、取り外し後のケアが不要です。

2週間タイプ

2週間を目安に新しいレンズに交換するタイプです。使い始めてから2週間は同じレンズを使うことができます。

ただ、取り外し後には毎回レンズのケアが必要です。

※ケアを怠るとワンデーコンタクトよりも様々な目のトラブルが生じてしまいます。

コンタクトレンズの購入費用の内訳

眼科で1日使い捨てタイプのコンタクトレンズの購入費用の目安は、9,000~16,000円です。

内訳は、受診料1,500~3,000円、検査費用5,000~8,000円、処方箋作成費用300~1,000円、コンタクトレンズ費用2,000~4,000円です。

※1日使い捨てタイプ以外のコンタクトレンズを購入する場合は、保存液や洗浄液などのケア用品費用も月額1,000~2,000円、年間12,000~24,000円程度かかります。

検査費用は、どの検査を受けるかによって異なりますが、全額自己負担の場合は5,000~6,000円ぐらいが目安となります。

処方箋作成費用は、医院ごとに取り扱いが異なり、受診料に含めている場合と、別に作成費用を設定している場合があります。処方箋作成費用の相場は、300~1,000円程度です。

コンタクトレンズの主な種類の費用相場を以下の表にまとめました。

種類 両眼の月額相場 両眼1箱の月額相場
1Day 7,000円 3,500円
2Week 3,000円 3,000円
ハードコンタクト 1,250円 1,250円

※ハードコンタクトレンズは2年で交換する場合の月額相場になります。

コンタクトレンズの費用は、種類やメーカーによって差があります。特に試用期間が短いタイプは、月単位でみると割高になりやすい傾向です。長期間使用することを前提に、目の健康と経済的負担の両方を考慮し、自分に最適なコンタクトレンズを選ぶことが大切です。

当院でのコンタクトレンズの購入、受診、定期健診等の注意点

コンタクトレンズの定期検診と眼科一般診療は同日にできません。

※痒み、痛み、眼脂等の症状や糖尿病、緑内障の精査で来院された方、メガネ処方希望の方は眼科一般診療となります。

定期検診は6ヵ月に一度です。

※6ヵ月経たないうちに度数調整やコンタクトレンズの種類変更のご希望の場合、コンタクトレンズの定期検診扱いとなります。

ご購入の際は診察券をお持ちください。お支払いは現金となります。

※定期検診から6ヵ月間は検査、診察せずご購入できます。

コンタクトレンズによってはお取り寄せとなる場合もございますので、お電話でのご注文も承っております。当院では、カラーコンタクトレンズ(カラコン)も取り扱っております。

近視・遠視・乱視矯正用のコンタクトレンズは、基本的に自由診療となり健康保険は適用されません。しかし、疾患治療に用いられる医療用コンタクトレンズは、例外的に保険が適用される場合もあります。保険が適用できるかどうかは病状や検査結果、装用目的によって個別に判断されます。そのため、自分で判断せずに必ず診察時に眼科医に相談してください。

なお、視力矯正目的でコンタクトレンズを購入する場合は、医療費控除の対象外です。しかし、治療目的でコンタクトレンズを使用する場合は、医療費控除の対象となるケースもあります。眼科医に確認し、必要に応じて領収書の保管しておくようにしましょう。

今まで一度もコンタクトレンズを装用したことがない場合

※予約制となります。

受付〜会計までに所要時間は1時間以上かかることがございます。

診察終了の1時間前(平日17時、土曜日16時)までに予約をお取りください。 ※処方箋のみ発行はしておりません。初めは当院でご購入していただきます。

コンタクトレンズの経験があり、初めて当院で受診される場合

当院で取り扱っているコンタクトレンズ以外のものにつきましては、度数調整、処方箋の発行はしておりません。

当院で取り扱っているコンタクトレンズと同じ場合、最初は当院でコンタクトレンズのご購入をしていただきます。

次回から処方箋のみの発行を承ります。

コンタクトレンズ使用における注意点やトラブル対処法

コンタクトレンズを買う際、値段以外にも注意したいポイントがいくつかあります。

コンタクトレンズに触れる前に手を洗う

手が汚れている状態でコンタクトレンズに触れると、わずかなゴミさえも目の中に入りこんでしまうものです。目のトラブルの原因になるだけでなく、そのゴミがレンズを傷つけることもあります。石鹸で丁寧に洗った手でコンタクトレンズを扱いましょう。

「コンタクトレンズをつける前・はずすとき」のどちらも手指をしっかり洗うことが大事です。

汚れた状態で使用しない、ケアをきちんと行う

「汚れがついている」「傷がある」「変形してしまった」など、“異常”を認めたコンタクトレンズは目にとって危険です。つける前には必ずレンズをチェックし、異変があるものは使わないようにしましょう。

1日使い捨てタイプ以外のコンタクトレンズを使用する場合、洗浄液や保存液などのを適切に使い、コンタクトレンズを清潔に保つよう心掛けることが大切です。

用法・使用期間を守って使う

「1日」や「2週間」というタイプのコンタクトレンズは、使い捨てのため、使用期間を超えて使えません。

1日タイプのコンタクトレンズの場合、そもそも「1日つけたら処分」を想定しているため、洗って再使用できるほどの耐久性はないので注意しましょう。

また、用法・使用期間の説明を受ける際、目に異常があらわれた場合のアフターケア、レンズが合わなかったり使えなかったりした場合に交換・返品が可能であるかなどを事前に確認しておくことをおすすめします。

落としてしまったコンタクトレンズに注意!

コンタクトレンズをつけている際、ふとしたきっかけで目から落ちることもあります。

小さく透明なコンタクトレンズは見つかりにくいですが、たとえ運よく見つかったとしても、すぐに目に入れるのはNGです。素材が柔らかなソフトコンタクトレンズは破損・変形しやすいため、その状態で目に入れると目のトラブルを起こしかねません。

また、落とした場所によっても一概に言えませんが、屋外でコンタクトレンズを落としてしまった場合はさまざまな細菌が付着している可能性が高いです。

人の肉眼ではわずかな汚れ・傷を見逃すこともあり、それが目のトラブルにつながることもあるため注意しましょう。

定期的に眼科で診察してもらう

初めてコンタクトレンズを買う際はもちろんですが、定期的に眼科を受診することが大事です。

コンタクトレンズを使っているうちに、視力や目の状態は少しずつ変化していきます。劣化したコンタクトレンズで目のトラブルを引き起しかねません。

また、コンタクトレンズにより視力は少しずつ変わっていきます。自分では気づかぬうちに「目に合っていないコンタクトレンズ」を使ってしまうのは避けたいところです。

“今”の自分に最適なコンタクトレンズを選べるように、定期的に眼科を受診しましょう。

まとめ

レンズの種類によって値段もさまざまですが、ご自分の目に合ったものを正しいお手入れとともに使っていくことが大切です。

コンタクトレンズの選び方、使い方を間違うと、思わぬトラブルを引き起こすことがあります。コンタクトレンズの誤った使用が原因で起こる目の病気はいくつもあり、取返しのつかない目のトラブルを避けるためにも購入前に“眼科受診”をしましょう。

「初めてのコンタクトレンズは選び方が分からない」「正しく装用できるか不安」など購入前の不安点もお気軽に当院にご相談ください。

院長の写真

監修者

武長眼科 院長

武長 実(たけなが みのる)

2001年5月15日に、小田急相模原、東海大附属相模中学・高校の正門前に開業し、
眼科の一般診療(含コンタクト)を行っております。
地元の皆様の「眼の健康」をお守りするお手伝いを、と思っています。
私たちは地域の方々の健康を最優先に考え、地域医療に貢献するため日々診療を行っております。

【資格】日本眼科学会専門医

【所属学会】日本眼科学会

pagetop

バナーPC版
ご予約はこちら お問い合わせはこちら